
「自分のことがよく分からない」
「なんでこんなに疲れるんだろう」
「他の人と同じように出来ない自分が嫌になる」
こんなふうに感じたことはありませんか?
実は私も自己分析をしようとしてもなかなかしっくりくる答えが出ず、逆に落ち込んでしまっていました。
でもいろいろな本を読んだり自分が目指す生き方をしている人の動画を見て影響を受けていく中で、少しずつ自分を理解できるようになり、無理に自分を変えようとしなくなりました。
自分を知るということは何かを選択する際に必ず役に立ちます。
自分が望む人生を送るためにも自己分析をして自己理解を深めることはとても重要です。
今回は繊細な気質の私でも続けられた【自己分析・自己理解を深める方法】をお伝えしていきますので、よろしければ最後までご覧ください。
自己理解は「正解探し」をやめると進みやすくなる
ネット上で「自己分析のやり方」などと調べると様々な方法が出てきますよね。
進路や就職先を決めるときなどにとても役に立ちます。
私も今まで何度か自己分析をしてきましたが、なんだか腑に落ちなかったり上手くいかないときがありました。
そしてあるとき、その原因は「分かりやすい答えや正解」を求めてしまうからだと気がつきました。
「自分はどんな人間か」を決めようとし過ぎていたんだと思います。
大切なのは、
- できる/できない
- 向いてる/向いていない
を判断することではなく、「自分は何に反応しやすいのか」を知ることでした。
なぜ自己分析が苦しくなりやすいのか
▼自己分析とは
過去の経験から自らを振り返り理解していくこと。自分の感情、価値観、行動、能力、性格などを洗い出していく。自分がどのような人間であるかを明確にすること。
自己分析というと
- 強みや弱みを洗い出す
- 性格を分類する
- 向いている仕事を見つける
と言ったイメージが強いですよね。
でも繊細な人ほど
- 自分の短所ばかり目につく
- 過去の失敗を思い出してしまう
- 「結局ダメだ」と結論付けてしまう
という状態になりやすいです。
なので私は、分析する対象を「性格」から「日常の反応」に変えていきました。
自己理解を深めるためにやって良かった3つの方法
①感情が動いた瞬間をメモする
まずはじめにやるのは、誰にでも出来るシンプルなものです。
- 嫌だなと感じた瞬間
- ほっとした瞬間
- なぜか疲れた出来事
などの印象が残っている出来事をささっとメモしておきます。
理由は書かなくて大丈夫です。
例)
- 人の多い場所に行った後、どっと疲れた
- 静かなカフェにいると安心した
- 今日の会議のプレゼンものすごく緊張した
※ここでは分析はせず、「事実」と「感情」だけでOK。
私はスマホのメモ機能を使っています。
②「なぜ?」を3回繰り返して深掘りする
①でメモした出来事一つ一つに「それはなぜ?」と聞いていきます。
ここで私はあえて「なぜ?は3回までにする」と決めました。
理由は私のようにHSP(繊細)気質の人は深掘りしすぎることによって、最終的に自己否定に走ってしまいがちだからです。
例)出来事:人が多い場所に行った後、どっと疲れた
- なぜ疲れた? → 人が多かった
- なぜ人が多いと疲れる? → 音や視線が多いから
- なぜそれがしんどい? → 気を張ってしまうから
この程度で大丈夫です。
これ以上いくと「気を張ってしまうのは気にしすぎだから」「気にし過ぎてしまうのは良くないこと」のように考えてしまうので3回までと決めてしまうのがちょうど良いです。
③言葉にならない感覚は「外の力」を借りる
自分のことほど、自分では言葉にしづらいものだったりします。
表現したいのに、ぴったりの言葉が見つからないなんてことがよくありました。
そういうときは自分以外の外の力を借りることにしています。
- 本
- Youtube
- Chat GPTなどのAI
- 映画、ドラマ、アニメ
- 久しぶりに会う友人や家族との交流
などいろんな表現や価値観に触れていると、思いがけず自分にしっくりくるインスピレーションが受けられることがあります。
「答え」だけでなく「考えるきっかけ」をもらえて、そこから自分の中で吸収できるものが生まれたりもします。
自分の内面に向き合うことに行き詰まったら、外の力を借りてみるといいです。
自己理解が進むと変わったこと
- 無理に人に合わせなくなった
- 疲れる理由がわかり、自分を責めなくなった
- 「これは向いていない」と早めに判断できるようになった
- 自分の機嫌をとりやすくなった
自己理解は人生を劇的に変えるものではないかもしれません。
でも、毎日のしんどさを少し軽くしてくれるものだと思っています。
【まとめ】自己分析は「自分を知る練習」
自己分析・自己理解は一度やって終わりではなく、何度やり直してもいいものです。
もし今、「自分が分からない」と感じているなら「今日感じたことを一つ書き出す」からはじめてみてください。
あなたがなぜそう感じるのかには必ず理由があります。
人生は予想のつかないことばかりですが、自分を理解していれば自らそこに突っ込むようなことは少なくなるはずですし、ストレスを受けてしまったならその日のうちにケアをしようと自己管理力や自己愛も高まっていくのではないでしょうか。
自分の望む人生を歩んでいくために、自分を知ることからはじめていきましょう。
ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
また別の記事も見にきてくださると嬉しいです!







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