HSP × INFJ がついやってしまう【自己犠牲あるある】

HSP × INFJ がついやってしまう【自己犠牲あるある】

HSP(繊細さん)そしてINFJの皆さんこんにちは。

この記事では実際にHSP × INFJである私が、自身の経験をもとについ自己犠牲してしまう瞬間をまとめています。


HSP × INFJさんは周りの環境を敏感に感じ取ることが出来るため、人の求めている事や逆に避けてほしいことなどが自然と分かってしまいますよね。

そのため平和主義なHSP × INFJさんは自分を犠牲にして平和が保たれるならと自己犠牲に走りがち。
人の分まで余計に疲れて「あそこまでやらなくて良かったかな、、」と考えた日がありませんか?


自己犠牲してしまうのは「優しさの表れ」マイナスな面だけではないんです。
もっと自分を知ってもっと自分に寄り添っていきましょう。

他人の分まで仕事を請け負う

頼まれると断ることが出来ないので気がついたら仕事が増えているなんて事ありませんか?

頼ってもらえたことは嬉しいし、期待には応えたい。
それに相手をがっかりさせると思うとNOが言えないので、手一杯でも引き受けてしまう。

「いつも頼っちゃってごめんね」と言われると「全然大丈夫ですよ」と笑顔で返している自分。

みんなが嫌な仕事も謎の正義感が出て引き受けちゃったりしています。笑

内心「ああ、また仕事が増えた、、、」と後悔するものの、「ありがとう」と言われると嬉しくてつい頑張っちゃうんですよね。


ただそれをやりすぎるとなんでも引き受けてくれる人認定されて”不平に物事を押し付けられてしまう”可能性があるのでどこかで、線引きをして断る時は断る勇気を持たなければなりません。

YESと即答するのではなく「今抱えている仕事があるため数日時間をもらえるか」、「現在の仕事の次に取り掛かる形で良いなら引き受けられる」などの返答をしていれば少し違っていたかもしれません。

自分の時間や体力を削ってまで他人の仕事を背負う必要はないんです。

言いたいことがあっても飲み込む

相手と意見が違ったときは強く自分の意見をぶつけたりはせず、相手に合わせてしまう。
「本当はこうしたい」があっても、自分が我慢することでその場が丸く収まるならそれでいいと思ってしまいます。

口論や何かを主張することが苦手で相手に合わせる方が気が楽なんですよね。

不満や反対意見を言うと相手を傷つけてしまうことが分かるのでそこまでして自分の意見を言わなくてもいいかと言いたいことを飲み込んでしまいます。

それが平和に繋がり結果的に良い方向にいったこともありますが、ずっとそれを続けていると「私は自分の意見も言えない」「本音を出すのが怖い」「誰にでもいい顔をする八方美人みたい」と考えるようになり自己否定の要因にもなりました。

HSP × INFJさんが本音を言えない原因はこういうところにあるのかなと思います。

そんな自分を否定してしまわないために、伝えることが苦手なHSP × INFJさんは楽に伝えられる工夫が必要です。

言いたいことが言えない自分に教えてあげたいこと
上手く伝えられるようになりたいと思う方はこちらの記事もご覧ください

体調が悪くても我慢する

自分のせいで周りに迷惑をかけるのが怖くて言い出せないことってありますよね。

人は集団生活をする生き物なので、ほとんどの人が同じ思いを持ったことがあると思います。

  • 仕事を休むのが申し訳なくて薬を飲んで無理に出勤
  • 盛り上がってるなか雰囲気を壊したくないので無理に元気を装う
  • 本当は辛いのにいつもより笑顔を作ってしまう
  • 義務感から家事も育児も完璧を目指す

皆さんもこういった経験はないですか?


私も実際ずっとこんな調子で無理をしてきました。
その結果、数日寝込むまでに悪化したりメンタル的にも病んでしまいました。

今思えば休んで良いレベルが分からなかったんだと思います。
「これくらいみんな我慢している」「体調悪いアピールしていると思われたら」「この程度で休んじゃいけない、、」と「休みたい」と言う勇気がなく、何かと理由をつけていました。

思えば子供の頃からこんな調子でした。
高熱が出るまで体調が悪いことを隠していたので、母親に「具合が悪いならもっと早く言いなさい」と言われた記憶があります。
私を病院に連れて行くために母が仕事を休まなくてはいけなくてそれが申し訳ないと感じていたので、心配や迷惑をかけると思うとどの程度で言い出していいか分からなかったのです。
そういう記憶が刷り込まれ無理をするのが普通になっていたのかなと思います。

体調を崩してからはそれに比例してメンタルも不安定になり、しばらくネガティブなことしか考えられなくなっていました。
仕事中に急に泣きたくなったこともあります。

なんだかそんな自分が可哀想になり、これからはもっと自分の身体を大切にして素直になろうと思うようになりました。

体調が悪いなら他の人に任せて休んでいいし、自分のペースを保って無理はしなくていいし、一杯一杯になる前に辛いと言って助けを求めてもいいんです。

大丈夫が口癖

先述したことにも繋がりますが「私は大丈夫なので〜」「全然大丈夫!気にしないで〜」と自分に余裕があるように振る舞い、人の助けを借りる事をあまりしてきませんでした。

それにはこのような思考が関係しています。

  • 手伝ってもらうのが申し訳ない
  • 迷惑に思われ嫌われるのでは
  • 心配をかけたくない
  • 雰囲気を壊しそうで言い出せない
  • これくらい一人でやれる

あなたも「大丈夫」といってなんでもないふりをするのが得意ではありませんか?

みんなが帰った後に自分だけ残業をしていたり、抱え切れないほどのことを一人で抱えていると「私、何やってんだろう?」となんだか悲しくなる時がありました。

なぜそうしてしまうのか分からないし、頭で考えるよりも先に口から言葉が出てしまって自分でもそんな自分が嫌でした。

人に頼ることが怖いのは分かります。
ですが逆に頼ってもらった時に喜びを感じたことはないでしょうか。

人は頼ってもらうと貢献感や心を許してもらえたような感覚になり嬉しくなるものです。
もちろん過度に仕事を押し付けたりするのは良くないですが、頼るということは自分の弱いところを相手にさらけ出すこということ。
そうすることで人間関係は深まっていきます。

「私だけ頑張っている」から「みんなで支え合っている」に変えていくことも出来るでしょう。

心が限界を迎えてからでは遅いので、軽いお願いをしたり、自分が嫌だと感じることを伝えてみたりと小さなことから始めてみましょう。

自己犠牲の裏側にあるもの(まとめ)

こうしてまとめてみて分かったことが大きく二つあります。

一つ目は人に嫌われるのをすごく恐れているということ。

二つ目は自分が苦しんだとしても平和に過ごしたいという思いがあること。

「全ての人にとって良い人であろう」としているような感じがします。
普通に考えてそんなの無理ですよね。笑

本当の自分を表に出すことで、周りから人が離れてしまうのではないかと不安になっているんだと思います。

でも逆に考えてみると、いつも笑顔でNOを言わず心の内が分からない人より、自分の意見を言えて大切なものがはっきりしている人の方が魅力的だよなあ、、と今は思います。

物事を大袈裟に考えすぎていたのかもしれません。
「断ったら嫌われるかな」と頭の中でネガティブな方向へと妄想が膨らみ、自分で自分を動けなくさせていた。
「自分の都合を押し付けるのは申し訳ない」と我慢することに慣れて感覚が鈍っていた。

でも自分の中では高いと思っていたハードルが実際は低かったり、いうほど人は他人のことを気にしていないと分かり徐々に言いたいことを言えるようになっていきました。

そう分かっていても気にしてしまうのがHSP × INFJなんですけどね。笑

ですがそれをマイナスに考えないでください!
「気にしてしまう」は「気付ける」というあなたの長所です。

気付けるあなたは困っている人や傷ついている人に寄り添うことが出来るはず。自分を含めてです。

先ほどもご紹介しましたが、自分の気持ちを上手く伝えられるようになりたい方は是非こちらの記事も読んでみてください。
何かの参考になれば嬉しいです。

言いたいことが言えない自分に教えてあげたいこと
上手く伝えられるようになりたいと思う方はこちらの記事もご覧ください


ここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
また別の記事も見にきてくださると嬉しいです!


    私がこの記事を書いたよ!

    saji

    saji 深い思考で本質をみる内向型

    HSP・INFJ気質の管理人が、日常で感じやすいストレスや生きづらさを体験をもとに言葉にしていくブログです。人の感情や環境に敏感で、気を使いすぎて疲れてしまう。一人時間がないと消耗してしまう。そんな悩みを抱えながら、心と体を少しでも楽にするために試してきたこと、失敗したこと、続けている習慣を共有しています。香り・自然・静かな時間などHSPでも無理なく続けられる癒しの工夫を中心に発信しています。

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